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年の初めのえべっさん

 2018年、年初はえべっさんと関西の商売人は決まってます。

 

 最近は全国のマスコミでも取り上げられるようになった西宮えびすの福男。早朝六時に開門してダッシュするあれですよ・・・

 えべっさんは大阪・神戸を中心とした商売の神様の縁日。関東では酉の市のようなもの。あちらは11月でしたかね?

吉兆と呼ばれ、笹に色々な飾りを取り付けるのです。(今宮えびすは飾りが全てオプション。笹は無料。他の神社はセットになっている物が多い。オプションは購入可能。)それを家や店の高い場所に祀ります。毎年新規の吉兆を買う時に古い昨年の吉兆を神社に奉納するわけです。この時にしめ縄なんかも一緒に持っていく人もいます。兵庫は本家・西宮、大阪では今宮が一番メジャーですが各地でもえべっさんは催されております。 ワタクシ、南河内なので近辺のえびすに出かけますが、多くは長野戎に行きます。


 近辺を挙げるとまずは千早赤坂村の「出合戎」ここは地元の方がやっている地域密着型。外部からの出店などはないのですが、くじ引きがあり外れ無しで末等でも日用品が手に入り、実質損はない?なかなかお得。ちょっと分かりにくい場所ですが、吉兆も大変リーズナブルです。
 それから富田林市の「富戎」寺内町の端にあります。普段から狭い路地の地域ですが、子供の頃はよく出かけました。出店もあります。神社のような構えでなく路地の横に社がありそこに祀られています。千早の出合も神社って感じではありません。


 ここも知る人ぞ知る堺美原区の「菅生戎」菅生神社です。裏にはこの地区のだんじり小屋があります。秋祭りの奉納もあるようです。この戎も地域密着型なんかな・・・でも先に書いた2カ所よりは大きいです。一度だけ行きました。良い時間に行けば振る舞いのお汁粉なんかもあるような事を聞きました。

 

  あるのはしってるんだけど、えべっさん時に行った事がない羽曳野の「誉田戎」誉田八幡宮なんですが、初詣で行った事はあります。正月は大変賑わっています。

 

 そしてワタクシ本命の河内長野市の「長野戎」多くの戎様は神社の本殿のおまけと言ったら怒られますが大体、本筋より横手に祀られたりしているのです。バイプレイヤー的な・・・でも長野戎は主役、本殿が戎様です。今宮戎と同じように「商売繁盛で笹持ってこい♬」流れています。出店30~40くらいありそう。人出も多い。おそらく南河内では一番の規模でしょう。コインパーキングも側にあり、駅も近い。福娘もいるぞw

 

 商売人って休みとか区切りがなく、休みでもプライべートな所用をこなしつつも次の営業の準備してたりする事が多い。

 このえべっさんと言うイベントは年初めでもあるので正月がこれで終わるって感じなんだよね。商売人にとっては。珍しく区切りがつくんですよ。商売の神様だし、時期が時期なので初詣を兼ねる年もあります。

 

 今年も無事に行けました。さぁ2018年がんばります!