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ポータブル電源を買いました。その4

 さてポータブル電源のお題も4回目になりました。横道にそれすぎましたが、この機種を検索してる人、調べてる人には早く詳細書けと言われそうですw

 

 この機種、もしくは会社の名前はEVOPOW,おそらくエヴォリューションとパワーの造語なのは察せれます。そして型式E-600、おそらく600wクラスを表現しているのでしょう。

 

 まずこの機種の優れている所

 

1 コスパが良い。

 

年々この手の商品は高性能な物も出てきており一時の携帯・スマホ、PCや液晶TVなどと過去の流れと同様に今がポータブル電源の急成長、急変化の時期で購入したクラスの電源も今年後半になれば価格も相対的に下がっていると思われます。そのくらい今熱いカテゴリーです。

 

R4・3月での判定になりますが同価格の商品群よりスペックが上回っています。購入した価格はセール時なのもありましたが約34,000円でした。この値段だと500W、150000mAhが相場ですが、これは660W、172800mAhとなっております。

 

少し前に言われていたのは100Wで1万が目安の相場で500Wなら5万前後の商品が多く、そこに各種キャンペーンがある場合が多いので35,000円から40,000円位がこのクラスの平均的な購入価格でしょうか。

 

2 取り回せる範囲の重量。

 

昨今、1000Wを超える大きさの電源も増えていますし、大きければ電子レンジやIHなんかも気にせず使えるのですが、その分大きさや重さが増えます。大きさに関してはここ最近では1000Wクラスならそこまで気にしなくてよいですが、重さは100Wで1キロ程が目安ですから10キロを超える物が多くなります。その点、500,600wクラスであれば5から7キロ位と取り回しはそれ程苦にはならないかなと思います。ポータブルなんですから機動力を活かすと言う目的に合致します。

 

3 充電時間。

 

充電時間が短い。カタログ上、説明上は3時間で80%と言う事でこれはメジャー処の製品群と何ら遜色ないです。これって何気にありがたいです。いざ使うときに電池残量が・・・ってなる時はあります。フル充電なら安い製品の場合、容量にもよりますが8時間から12時間ほどかかるものも珍しくなく、意外と後でそうだったのか・・・となる場合も多いです。まぁ電池に優しいのはゆっくり充電なんですけどね。

もうひとつ、最近の製品は大体対応していますがパススルー充電。所謂、電気を充電しながら供給できるという事ですね。これは必要な機能です。例えばキャンプ場に向かう間に12Vで充電しながら携帯をポータブル電源につなぎ充電、充電しながら炊飯器や冷蔵庫も使えるといった具合です。災害時やキャンプ場でソーラーに繋ぎ、充電しながらでも使える。電源あるキャンプ場のサイトでもいい感じです。多くの人が家などの場合スマホ充電しながら使ってますよね。それです。

ただし、これもバッテリーには負荷がかかります。もちろんそれを大丈夫なように製品はなってはいますが、大事に長く使いたい場合はパススルーは避けた方が良いと思います。

 

4 謎ブースト機能

 

これがあるからこのポータブル電源が価格のわりに価値が高くなっている理由です。謎機能ですが、本来この電源は660Wが最大の出力になるのです。と言う事は電気ケトルの多くは(800~1200w)使えない。電子レンジも600w以下に設定できる機種かそれ以下の物でないと動かないわけです。IHも調節できない多くの物は(1000~1200w)使えない。ドライヤーなんてまず700w以下は無い。最近はやりのミニ調理家電ぐらいならなんとか・・・です。それがこの謎ブーストは660w以下の物しか使えないのに1200wまでの物がポータブル電源側で電圧を落として動かせるのです。あくまで暫定的な機能ですが、800wのケトルなんか使えると料理の時間も短縮できるし、電子レンジも使えるなんて自分の車がキャンピングカーですw。

この機能を搭載しているポータブル電源はあるのですが、この価格でこれは見当たらないかな・・・あくまでR4年3月の時点ですけどね。

 

次回は欠点を書きます。今日はこれくらいで・・・