1回目の手術とその後

1回目の手術は頸椎の手術になる。この手術は頸椎後縦靱帯骨化症や頸椎症など頸椎の脊柱管狭窄を治療する場合に行われる椎弓形成術と呼ばれる定番の手術ではあるが、神経の側で行う手術で万一の場合は(傷をつける)余計な後遺症、副作用が出てしまう。その為、信頼できる先生にお願いしたいところ。

 正直、めちゃくちゃ不安だが、この病院のスタッフが手術を受け無事に回復している事、同様の手術を何度も行っている病院・先生であり説明も明確で良い先生が担当になったのではないか・・・と。(それでも終わるまで不安)

 説明の中では頭のロックも必要で頭部の数ヶ所には傷が残るようでこれも不安であった。(頭をロックするのは神経近くの手術で万一、頭が動かないよう(首に響かない)にとの事。

 無事に手術から1日経過した。術後の苦しさや痛みはあるが、順調に終了。手の握力が多少強くなってるの分かった。もちろん元に戻るまではまだまだだが・・・

 リハビリは術後2日目から始まる。大丈夫なのか?と思いながらもプラン通り進む。術後間もないのにCTやレントゲンなど様々な行事があり、体から出ている血の袋やバルーン(尿の管)の取り外し、傷の点検、点滴など体は動かなくても事は進む。

 1週間も経過すれば車椅子での移動は可能になっていた。

 リハビリも順調に開始していたが間も無く2回目の手術がやってくる。半月しか間が無くて大丈夫なのか?

 こんなプランはありなのか?とは言ってもこれ以上伸ばすと社会復帰も遅れるし、仕方ないのかな・・・

 2回目の手術の説明もあり、再び怖さが甦る。一回目で段取りが分かってはいるがやはり怖いものは怖い。

 そしてビビりながら日々が過ぎて2回目の手術を迎える。

 2回目は1回目を遥かに超えるキツイ事は術後に分かった。