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リハビリは続くよ・・・いつまで???

 9月5日現在、転院して一ヶ月少々。この病院の特性、リハビリテーション病棟と言うものがどんなものかが分かってきた。

 転院前の病院も救急病院だが、ここもそれは同じ。ただ、長期入院によるリハビリ、リハビリテーション病棟が存在する。これが最大の違いだと思う。

 理学療法士、作業療法士が付いて行うリハビリには国が定める決められた時間がある。(自主リハビリを除く)3時間である。
 実際、リハビリテーション病棟とは言ってもMAXの時間使う事はなく、約40分程の時間を一単位とするとそれが三単位あり、ワタクシの場合は脳梗塞などの頭部に損傷、それによる言語障害がない為、リハビリの言語に関する単位は必要とされない。
なので上半身(作業療法士)が1単位、下半身(理学療法士)が2単位となっている。1日の中でリハビリがこれだけではあるが、合間の回復時間や空いた時間の自主リハビリ、準備、食事、看護師による体調チェックなどがあり、暇であって暇で無い日々が続く。

 療法士は交代で休日があるが、リハビリを受けている患者に休みは無く、常に筋肉痛状態ではある。

 実は、今年初めの頃から数年内に腰の手術等で入院する可能性があるだろうと重度の足底筋膜炎から杖を使い始めていた頃から思ってはいた。足底筋膜炎を庇う形で持病の腰痛は悪化していたので足底筋膜炎が落ち着けば腰の治療の為に普段かかっている医院から病院での精密検査も考えていた。
 まぁそんな事を考えてるうちに蜂窩織炎にかかってしまい予定外の入院があり、回復後に腰の専門の整形外科病院で精密検査、そして通所リハビリの流れで通い始めて間も無くその病院でも倒れ、1週間程で動けなくなり、知人の車に乗せてもらい病院へ行く為に家で待っている時に再び倒れ、頭から出血、救急車で運ばれる事になり、運ばれた先の病院で脳の検査では問題無かったので傷の手当て(医療ホッチキス?で7つ止められる)を受け、更に専門の病院を紹介される。

 その中で隣接の市にある救急病院が当日診察可能と言う事なので介護タクシーで向かう事になる。
 体が動かないので、そのまま検査入院、後日の大手術につながり、(詳細はこれまでのブログに書いてきた通り)その後転院、怪我を治療した病院に戻ってきたわけです。

 そして7月26日の転院よりリハビリが始まりました。

 周りの人達の状態は日々向上しているのが見えるので自分もそうなのかと思いきや昨日は家庭浴槽のテストで失敗。まだまだと少し残念に思った。
 もちろん良くなってはいるし、術前は全介護でトイレも行けなかったのでここまできた事は凄いとは言われるんだが・・・
 頭に描くのは元の生活、それも杖を使う前、二年程前の姿。
 平均3ヶ月程のリハビリ入院が多いそうだが、自分の場合は難病である上、年配者と違い帰宅後の仕事が目標。中途半端で帰るわけにはいかない。

 最初の入院、そして手術、転院してこれを書いている今日で約2ヶ月半少々、リハビリは続く。復活を信じて。